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大投資家に学ぶ投資 ジム・ロジャーズ



クォンタム・ファンドの共同設立者(Co-Founder)。現在はRogers Holdingsの会長。

ジム・ロジャーズは、大学卒業後にある証券会社で勤めているときに、ジョージ・ソロスと出会いました。
二人が1970年代に設立したのが、クォンタム・ファンド。1980年には4億ドルを運用するまでに成長させ、年平均35%という驚異的な利回りを記録した。ソロスがファンドマネージャー、ロジャーズがアナリストという役割分担だったそうです。

ロジャーズの得意なアプローチは、政治的地政学的に投資国を分析し、割安と見られる地域の経済に、果敢に資金を投入することでした。
絶望が支配している場所に、信念をもって投資するのが彼のスタイルとも言えます

彼の判断する基準は、実に客観的であり、明快です。 
・政治、経済状況が改善の方向に向かっていること
・一般に認識されているよりも実勢経済が良い
・通貨に交換性がある
・売りたい時に売れる市場性がある。

ジム・ロジャーズは著書の中で
「相場は感情にに動かされやすい。願望や欲望、恐れ、パニック・・・鏡の中の自分と向き合って欲しい。自分はリスクに対してどの様な態度を取るか。間違いを犯したと認めることが出来るか。群れから離れることが出来るか。世間一般の常識に引きずられやすい性格も、やはり成功への障害となる可能性が高い。私ががっぽり儲けたのは、決まって人の群れと逆に向かったときだ。」

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