ヘッジファンドとは?



ヘッジファンドは米国で生まれた私的な投資組合(特定・少数の投資家や金融機関などから出資を受ける)の一種で、規制の及ばない租税回避地域に設立する投資会社も多くある。

ジョージ・ソロス氏が率いるクォンタム・ファンド(各国の金利・通貨政策の歪みを狙って大きな資金を動かす「マクロ・ファンド」)が有名で、極めて投機的なファンドと思われがちである。 しかし、「へッジ(リスク回避)」という名前が示す通り、リスクをコントロールする様々なタイプがある。

投資内容などの情報開示義務がないため、公式な統計がなく実態が明らかにされていないが、ファンド数は7,000~8,000、純資産規模は1兆4,000億ドルにも達しているという推計もある。 融資やデリバティブ(先物、オプション、スワップなどの金融派生商品)などを活用しているため、取引規模は純資産をはるかに上回っているとされている。

実質破綻したLTCM社の運用資産は異例の規模で、ピーク時には純資産の26倍の1,250億ドルに達し、更にその10倍のデリバティブ取引の契約残高があったといわれている。 したがって、予想外の相場変動になった時には巨額の損失を被ることになる。
国際的な金融不安につながる懸念から、ニューヨーク連銀の仲介でLTCM社が救済(9月23日、欧米金融機関14社が36億ドル出資)されたことにもうなずける。

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