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米国 国内総生産GDP


国内総生産GDP(Gross Domestic Product)

発表期間  商務省経済分析局
統計時期  四半期(毎月改訂)
発表時期  毎月21-30日(下旬)
速報値=1・4・7・10月
暫定値=2・5・8・11月
確定値=3・6・9・12月

ポイント  
経済全体の動きを見るのに最適であり、最も注目度の高い指標の一つ。
米国内で生産された品目の価値を計算したもの。

詳細    
米国内で生産された財サービスの付加価値の合計。
○ 個人消費支出
個人が購入する財貨やサービスが中心。名目GDPの構成比で7割弱とその構成比率は高く、特にサービス消費は約4割を占めるため、重要。景気循環の把握には、非耐久財購入が利用される。
○ 設備投資
構築物・機械設備・ソフトウェアに分類。構築物は非居住者用建物や鉄道などのインフラ。機械設備・ソフトウェアはコンピューターなどの情報関連設備と産業機械。
○ 住宅投資
単身用と家族用などに分類。耐久消費財との相関が高く、景気変動要因として重要。
○ 在庫投資
在庫循環は景気の局面を捉えるのに重要であるが、四半期毎のブレが大きく、予測が難しい。近年は、在庫管理技術の進歩で変動が小さくなる傾向。

注意点
前期比や前月比は余り意味が無い。頻繁に改訂されるため、中長期的な経済トレンドを把握する事は出来るが、短期的な景気変動を把握するには余り向いていない。ただ、最重要指標の一つである事には変わりがない。日本のデータと比較すると個人消費支出の分野がかなり細かく分かれている。市場関係者は速報値に注目するが、改定値や確定値又は修正値は余り影響ない。

その他経済指標のリンク

・ISM製造業指数

・NY連銀指数

・シカゴ購買部協会指数

・フィラデルフィア連銀指数

・ミシガン大消費者信頼感指数

・住宅着工件数

・失業率(雇用統計)

・実質GDP(前期比年率)

・小売売上高(前月比)

・消費者物価指数(前月比/コア)

・生産者物価指数(前月比)

・耐久財受注

・貿易収支

・鉱工業生産(前月比)

・非農業部門雇用者数(雇用統計)



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