FXがなぜ人気があるのか?
いくつか人気になった点があります。
1.24時間投資が可能
2.銘柄数が限られている(20銘柄程度 メジャー通貨は3通貨しかない)
3.少ない資金で、取引が可能
4.リターンが大きい
5.インターネットの普及で、プロと個人投資家に情報量の差が少なくなった。
6.換金が容易(流動性が高い)
7.売り・買いのどちらからでも投資可能
上記の事が、FXの人気とも言えます。
では個々に考えましょう。
1.24時間投資が可能
市場は世界中です。
日本時間の朝7時から翌朝7時(サマータイムは-1時間)まで取引が可能です。
株式の場合、9時から3時までの決まった時間ですが、世界市場を相手にするので
リレー形式で市場がオープン→クローズを続けるため、結果的に24時間営業になります。
多分、投資をやられてる方は、サラリーマンも多いと思います。
株式では、投資時間が作れないという方には、最高の市場です。
2.銘柄数が限られている
メジャー通貨の米ドルとユーロが中心に取引されています。
その他の通貨も、金利差が多きい南アフリカやオーストラリア等が人気があります。
株式に比べ、取引できる通貨が限られています。
最初は分からなくても、数が少ないので覚えることは安易です。
3.少ない資金で、取引が可能
ベバレッジというテコ原理を利用した投資方法で投資します。
ベバレッジに関しては、後ほど詳しく説明しますが
実際必要な金額より少ない、1/10以下の金額で投資が可能になります。
この点が、株式投資に比べて投資がしやすい点です。
4.リターンが大きい
私たちが日頃使わない円の下の単位「銭」が頻繁に使われます。
1銭でも動けば、投資額に応じたリターンが生まれます。
最低単位としては、1万通貨が最低の取引単位です。
つまり1銭動けば
10000×0.01=100円利益が生まれるシステムです。
5.インターネットの普及で、プロと個人投資家に情報量の差が少なくなった。
10年前なら、金融機関のリーディングルームでしか見られなかったリアルタイムの為替相場
現在は、ネット証券などからリアルタイムの情報が見られます。
また、ロイターAP通信等世界の通信社の外電が容易に入手が可能です。
特に通信社の日本語サイトも充実しています。
他には、投資に関する無料の情報サイトで、簡単に海外情報を入手することも可能です。
6.換金が容易(流動性が高い)
株式売買したことがある方は、覚えがあると思いますが
近年で言うと「ライブドアショック」みたいな大きい事件があると
「ストップ安」と言って売りすら出来ない状態があります。
しかし、為替ではそのような「ストップ安」という現象は基本的にありません。
株が無くても、お金があれば人間生活できます。
そのお金(通貨)売買が出来ないとなると、FXをやっている場合ではない事態でしょう。
つまり。イザと言う時でも、簡単に市場で売買可能です。
もっとも流動性が高い投資と言えます。
7.売り・買いのどちらからでも投資可能
株と違い、売りポジション(売りから入る)が容易に出来ます。
株式は、空売りを除けば、基本的に「買う」事から始めます。
FXは、売りから入ることが可能な投資です。
この点が大きな違いです。
売りからでも、大きなリターンが得られることが、人気の一つだと思います。